レーザーの出力を上げれば脱毛効果も上がる？

脱毛サロンやクリニックでは、フラッシュやレーザーを肌に照射することでダメージを与えて脱毛効果を促します。このとき、肌に照射する出力を高くすればするほど大きなダメージを与えることができるため、施術効果が高くなると耳にしたことがある方もおられるのではないでしょうか。ただし、あくまで噂レベルであり実際のところはどうなのか気になるところ。本当に出力が高くなれば脱毛効果があるなら、スタッフにお願いして出力をあげて欲しいとお願いしたい気もしますよね。
そこで今回はレーザーの出力を上げれば脱毛効果も上がる？のかについてご紹介します。

レーザーの出力を上げれば脱毛効果も上がる

確かにレーザーの出力をあげればバルジ領域に対するダメージが大きくなるため、脱毛効果を高めることができると考えられています。しかし、実際には脱毛マシンの出力を最大限にして施術を行ってはおらず、人によって調整をしています。その理由は、出力をあげればあげるほど肌へのダメージが大きくなることで、肌トラブルを引き起こすリスクが高まるためです。人によって肌の状態は異なりますし、地黒やほくろの量をはじめ施術部位によっても利用者様に対する診察によって導かれた安全かつ最大限の効果を発揮する出力を医師の方で見極めて施術が行われています。

レーザーの出力を上げるリスクとは？

レーザー脱毛において、出力を上げることで毛根周辺の組織を熱で破壊させて脱毛効果を促しています。簡単に言えば、意図的に肌を火傷させてダメージを与え損傷させている状態になります。この損傷具合が高くなると次に生えてくる無駄毛のサイクルを遅らせることができるので脱毛効果も上がるということになりますが、その分、合併症のリスクが高まります。具体的には、炎症が起こる、化膿する、赤みが出る、火傷状態になることが挙げられます。レーザー照射により肌に熱を蓄えた状態となるため、このような副作用が出ない範囲でコントロールするのが施術スタッフの腕の見せ所となるのです。

まとめ

レーザーの出力を上げることで脱毛効果が高まるの事実ということがわかりました。ただし、出力を上げることで肌へのダメージが大きくなり副作用として火傷や炎症や化膿するなどの肌トラブルを引き起こす可能性が高まるとされています。もちろん肌トラブルを発生させないことが大切であり、利用者様の肌状態に合わせてオーダーメイドの施術を行えるかが施術スタッフのスキルを左右しています。脱毛効果ばかりを求めて副作用が発生してしまうと元も子もないのでスタッフに任せて自分にあった施術を受けるようにしましょう。